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カラコンで目が充血した時の原因と解消方法

カラコンをつけると印象が変わり、簡単にイメチェンにもなって可愛くみえますよね。
でも、なぜかつけると充血してしまう……。
そんなお悩みを抱えている方も多いのではないのでしょうか。
きれいにヘアメイクしておしゃれをしていても充血した目ではせっかくのおしゃれも台無しです。
そこで今回は、カラコンで目が充血してしまった時の原因とケア方法をご紹介します。
<瞳の酸素不足>
瞳も皮膚と同じく呼吸をしています。カラコンをつけた状態の瞳は角膜の表面が覆われて、
十分に酸素を取り込めなくなってしまうのです。
そうすると足りない酸素を補給しようとして白目から黒目へと血管が伸びていきます。
これが目をひどく充血させてしまう原因となります。
→解消方法
・酸素透過率の良いカラコンを選ぶ
酸素透過率とは、レンズの酸素の通しやすさを表した値のことです。
この値が大きいほど酸素が通りやすくなって目への負担が減っていきます。
・まばたきを意識して多めにする
酸素不足とは水分不足とも関係しています。
そこでまばたきを意識して多くすると目の乾燥を軽減して、充血予防にもなります。
・目薬をこまめに点す
潤い重視の目薬をこまめに点すことによって充血が抑えられます。
充血したら点すのでは遅いので定期的に目薬を使用する習慣をつけましょう。
・カラコンの装着時間を見直す
昨日カラコンをつけたまま寝てしまった、けどそのまま今日もつけっぱなし!そんなことはもってのほかです。
長時間のカラコン使用は目に負担をかけてしまうので1日の使用時間は8時間が理想です。
<レンズのケア不足>
洗い方が誤っていたり、適当になっていたりすることでレンズに汚れが残って充血の原因となってしまいます。
汚れがついたままのカラコンを装着すると、充血だけでなく目の病気を引き起こすこともあるので危険です。
→解消方法
・カラコンを外す前にはしっかり手洗いを
カラコンだけ丁寧に洗っていても、その手自体が汚れていたら意味がありません。
まずは石鹸でしっかりと手洗いをしましょう。
・念入りにこすり洗いをする
レンズに洗浄保存液を数滴垂らして両面20回ずつ小さく円を描くようにクルクルとこすり洗いをします。
優しくゆっくりと、丁寧に洗うのがポイント。
力を入れ過ぎるとレンズが破れてしまったり傷がついてしまったりすることがあります。
きちんと洗えたあとは洗浄保存液ですすぎ流してください。
・意外と見落としがちなケースにも注意
カラコンを保管しておくケースにも注意が必要です。
水道水で流しながらこすり洗いをしてください。見た目はキレイでも目に見えない汚れが蓄積しています。
ケースは2〜3か月を目安に交換をすることを忘れずに。
<ベースカーブが合っていない>

ベースカーブとはレンズの丸みのカーブ部分を表しているもので、これが合っていないとカラコンがずれてしまう、落ちてしまうといったことが起こりやすくなります。
また、目が疲れやすくなるのでこれが充血の原因になることもあります。
→解消方法
・自分に合った正しいベースカーブのカラコンを選ぶ
ベースカーブは眼科で測ることができます。
まずは自分のベースカーブを知って、それに合ったカラコンを装着することが大切です。
いかがでしたか?充血の原因とケア方法をいくつかご紹介しましたが、なかなか改善されなかったりひどくなったりしたらまずは眼科に行きましょう。
充血は目からのSOSサインです。
日頃から使っていて慣れている方も使用頻度の低い休日だけの方も十分に注意して、正しい方法で安全にカラコンを楽しんでくださいね。