目の安全のために……カラコンケースの管理方法をチェック!
目の安全のために……カラコンケースの管理方法をチェック!

手軽に瞳の印象をチェンジできるカラコンですが、レンズだけでなくケースの衛生管理も重要なことをご存知でしょうか?
カラコンケースは、衛生管理を怠ると眼病や目の不調などのトラブルに発展することがありますので、いつでも清潔に保ちたいものです。
今回の記事では、カラコンケースの種類や洗浄方法などについてご紹介します。
カラコンケースの種類にはどんなものがある?
カラコンを入れるケースには、一般的なソフトコンタクトレンズのケースを使用します。
飾りがついていないノーマルなタイプをはじめ、フタに装飾があるものなど、デザインは実にさまざまです。
どのカラコンケースも両眼分の保存液を入れるトレーと、左右それぞれの分のフタが付属しており、いたってシンプルな構造になっています。
ケースによっては左右が分かるようL・Rのどちらか(もしくは両方)の刻印が入っているものがあります。
度入りカラコンを使っていて左右の目の視力が異なる場合は、刻印入りのケースを利用すると付け間違いを防ぐことができます。
また、カラコンを使い分けるなどの理由で複数持っている場合は、フタが半透明のものを選ぶと中に入れたレンズが判別しやすくなって便利です。
カラコンケースを管理する! 洗浄方法や寿命は?
ワンデータイプのカラコンを使用している場合は、カラコンケースの洗浄の必要はありません。
しかし2Weekやマンスリータイプのカラコンの場合は、レンズはもちろんカラコンケースを洗浄する必要があります。
カラコンケースの洗浄は、水道水もしくはコンタクト用洗浄液で洗って乾かす、というシンプルなものです。
しかし、夜カラコンを外して保存液に浸けるときにケースが濡れていると、雑菌が繁殖する原因になってしまいます。
そのため「カラコンを付けたら、すぐに洗って乾燥させる」ことを徹底することをおすすめします。
さっそくカラコンケースの具体的な洗浄手順を見ていきましょう。
カラコンケースの洗浄手順
1.朝カラコンを付けたあと、中に入っている保存液を捨てて、ケース内やフタの内側を水道水でしっかりと洗い流します。
フタとケース本体の噛み合わせ部分は汚れが溜まりやすいので、しっかりとすすぐようにしましょう。
特に汚れが気になる場合は、コンタクト用洗浄液で洗うと汚れ落ちが良くなります。ぜひ試してみてくださいね。
2.カラコンケースとフタをしっかりと乾かします。
このとき早く乾かそうとして布で拭くと、細かな糸くずや布についた雑菌がケースに付着してしまうおそれがあります。
洗浄したあとはケースの内側を触らないようにして、通気性の良い場所でケース本体とフタを伏せて乾かせばOKです。
カラコンケースの寿命
カラコンケースの寿命は、一般的に1ヶ月前後といわれています。
細かな傷や汚れが溜まると雑菌が繁殖しやすくなるためです。
ただし、フタが閉まりにくくなったり、カラコンケースから保存液が漏れたりする場合は、すぐ新しいケースに交換しましょう。
安全に使用するには、カラコンケースの清潔キープが重要!

カラコンケースはカラコンを保存するためになくてはならないものです。カラコン同様、きちんと手入れをしておけば、眼病などのリスクを減らすことができます。
また、破損したり汚れたりした際にすぐ取り換えられるよう、予備をいくつか用意しておくと安心です。
カラコンを安全に楽しく使用するため、いつでも清潔な状態をキープするよう心掛けましょう!