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張り付き?行方不明?カラコンが外れない時の対処法
張り付き?行方不明?カラコンが外れない時の対処法

カラコンを外す際、乾燥で張り付いていたり、どこかへ移動してしまっていたりして外せない……、と冷や冷やした経験は誰もが1度はあるはず。
焦って無理に外して目を傷つけてしまうと、炎症をおこしてしばらくはカラコンが着けられなくなってしまうかもしれません。
それってとても困りますよね。
そんな時慌てずに対処するための、カラコンの外し方をご紹介します。
まずは落ち着いて対応を!
張り付いたり移動してしまったりしたカラコンを無理やりに外すことは、角膜の傷やカラコンの破れの原因になります。
また、汚れた手で触ってしまうと、ゴミや異物が目を傷つけて炎症を引き起こしてしまう場合もあります。
まずは慌てずにしっかりと手を洗い、落ち着いてカラコンを外せる状況をつくってください。
カラコンが目に張り付いている場合
カラコンの張り付きの原因は乾燥です。以下の方法で目を潤してから外してあげてください。
1. カラコン用目薬をさす
2. しばらく目を閉じ、目薬と涙で目を潤す
3. 目を開き、周りの余分な水分をぬぐう
4. カラコンが正常な位置にあることを確認して外す
カラコンを外す時に指が濡れていると取りづらいので、よく指の水分をとってから外しましょう。
外しづらい場合は、目を閉じてまぶたの上からカラコンの縁を抑え、少し耳の方に引っ張ってあげるとカラコンが浮き上がり外しやすくなります。
それでも外れないという時は、水かぬるま湯に顔を付けて片目ずつゆっくりまばたきをしてみてください。
水分が目とカラコンの間に入りこみ、外れる場合があります。
この時に両方の目で同時にまばたきをしてしまうと、カラコンの左右が分からなくなってしまうので注意してください。
カラコンが見当たらない場合

目の構造上、カラコンが目の裏側に入ってしまうことはありません。落ち着いてカラコンの位置を探しましょう。
1. 静かに目を閉じて、目のどこに違和感があるか探る
2. 鏡を見ながら上下左右に目を動かしカラコンを見つける
3. カラコンの入っている部分に目薬をさす
カラコンが入っているほうとは逆の方向を見ながら行うと上手くさすことができます。
上まぶた側に入っている場合は軽くまぶたを持ち上げるようにし、下まぶた側に入っている場合は「あっかんべー」をするようにして行うと良いでしょう。
4. まぶたの上から指で優しく押さえ、カラコンを固定する
5. 目を閉じ、黒目をカラコンのある方に持っていく
6. カラコンが正常な位置に戻ったことを確認して外す
隠れているカラコンを見つけても、指でカラコンを動かすのは厳禁です。
潤いを与えてから目のほうを動かし、カラコンを正常な位置に戻すようにしましょう。
いかがでしたか?
カラコンが外れないときは、紹介した方法を行ってみてください。
それでも外れない、見つからないという場合は無理に取ろうとせず、眼科で見てもらうようにしましょう。
また、毎回のように取りづらいという方は、カラコンが目に合っていない可能性もあるので一度見直しを!