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施術前に確認! アートメイクの「メリット」と「デメリット」

消えない眉毛を作ったり、すっぴんの顔の印象を変えられるアートメイク。
けれど一度施術を受けると、失敗したからといってすぐに元の顔に戻すことはできません。
施術して後悔しないために、アートメイクのメリットとデメリットについてご紹介します。
アートメイクの特徴
アートメイクは普通のメイクとは違い、メイク落としでは消えないメイクです。
刺青のように皮膚に色をつけるため、汗や摩擦により消えることがない点が特徴だといえます。
ところで、刺青とアートメイクの違いはどこにあるのでしょうか?
刺青は皮膚の奥深くまで色を注入するため半永久的に色あせないことに対し、アートメイクの方は表皮の浅い部分に色を付けるため、色が落ちやすい傾向があります。
そのため、アートメイクは皮膚の新陳代謝が活発な若い人ほど、早く色あせを起こしやすいと考えられます。
アートメイクの施術方法や施術を行う人の腕前、アートメイクを受ける人の体質によって異なりますが、2〜3年程度でだんだんとあせてくる可能性があるということを覚えておきましょう。
アートメイクのデメリット
アートメイクの大きなデメリットのひとつが、流行によってメイクの形や色を変更することができない点です。
そのため、今、太い眉が流行っているからと太くラインを入れてしまうと、眉を細くしたい場合に対応できません。
眉毛はとくに時代によって流行り廃りが激しいため、アートメイクのデザインによっては時代遅れなイメージを与えてしまうデメリットがあります。
また、その他のデメリットとして施術中の痛みがあげられます。
アートメイクを施す部位によって痛みの度合いは変わりますが、目の周囲のように皮膚が薄い部分にアートメイクを施そうとすると強く痛む場合が多いといわれています。
その他にも、アートメイクが薄れる過程で黒が青みを帯びた黒へと変化して汚く見えてしまう、などのデメリットがあげられます。
体質や施術方法によっても異なりますが、時間がたてば必ず施術する前のきれいな状態に必ず戻れると思っていると、思わぬ落とし穴に陥ってしまうかもしれません。
アートメイクのメリット

アートメイクを施す部位は、眉、アイライン、リップラインなどが一般的です。
眉が薄い人にとって、メイクをしなくても形のいい眉が作れるという点は魅力的ですよね。
アートメイクが廃れない理由のひとつに、すっぴんの印象を変えられるという点があります。
すっぴんの顔とメイクした顔があまりにかけ離れていることで悩んでいる人には、アートメイクは魅力的なメイク方法だと考えられます。
とくに、眉は摩擦や水分によってメイクがはげ落ちやすい部分です。
プールや海へ行ったり、スポーツで汗を流す機会が多い人にとって落ちない眉をアートメイクでキープすることができるなら便利ですよね。
最初から濃い色を注入するのではなく、あらかじめ色を薄めに注入し定期的にケアする方法を選ぶときれいな状態を維持しやすいでしょう。
施術後のアフターケアのことも考え、値段だけで選ばずに信頼できるサロンや施術者を見つけることが大切です。
勢いで施術をせず、一度立ち止まって考えてみましょう!